公文式は、学年や年齢にとらわれず、一人ひとりの学力に合わせて学べる学習法です。

まず、入会時に子どもさんのありのままの学力を診断。何ができていて、何に問題があるのかをはっきり把握したうえで、何年生だからどの課題をというのではなく、その子どもさんにとって必要な段階=「ちょうど」のレベルから学習をスタートさせます。

あいていた学力の穴をうめ、基礎を確実に固めておかなくては、中学・高校と更に高度な習得は積み重なっていきません。

 
公文式では、一方的な受け身の学習ではなく、自らの手で文章を読み、問題を解き、「ちょうどの学習」を積み重ねることで確実に真の学力を高め、やがては『自学自習』で自身の学年を2学年・3学年と越えて学習していけるようになります。その結果、高校でとびきりよくできる、思い通りの大学に進学できる子どもさんを育てます。
 

● 学年にこだわらない個人別学習

公文式では、学校で学習している内容にかかわらず、必要となれば、2学年・3学年手前の段階を学習します。
できるところからきちんと学力を積み上げていくことにより、学年より先の教材にも無理なく進んでいけるようになります。




● 「ちょうど」の学習

“わかる”と“できる”のレベルには大きな違いがあります。「ちょうど」とは、その両方を兼ね備えた状態です。
ぼんやりと“わかる”、からキッチリと“できる”ようにしてからでないと、次は積み重なっていきません。
本当に自力で“できた”という感覚は、自信と学習意欲の向上をもたらし、次の課題を乗り越える原動力となります。




● 自学自習方式

受け身になりがちな授業方式では、聞いた時には分かったつもりになっていても、実際に自分で解いてみようとしたらできない ということがよくあります。
そうならない為にも、公文式は「自学自習」方式。自分の手で1問ずつ問題を解いて進んでいきます。
独自の教材は、どの教科も自分の力で突き進んでいける内容になっているので、自ら考える力がつき、着実に学力を高めていきます。



● 反復練習

たとえ100点でも復習を行うことがあります。「できているのに復習?」と疑問に思われるかもしれませんが、「正確さ」に「速さ」という視点も加え、先に進んでも困らないかどうか見極めているからです。
速く、正確にできる力を
養うからこそ、先に進んでも困らず「絶対できる」という自信が育まれていくのです。 


● 自力訂正

間違った問題は、訂正して100点にします。
どこで間違ったかを、自分で気づかせ、
自力で訂正できるように適切なアドバイスやヒントを与えます。
この繰り返しで学力が
確実に定着していきます。



● 学年を越えた学習

基礎から確実に学力を積み重ねた子どもさんたちは、やがて自身の学年を越え、まだ学校で習っていない内容にも挑戦していくことになります。
「学年を
越えて」学習し、学力の貯金をしておくことにより、高校生になった時に、学校の課題に追われ、受験勉強に明け暮れる日々を送るのでなく、幅広い教養や人間性を養い、将来の人生設計に必要な知識や経験を得る有意義な高校生活を送ることができます。